AGAの原因と治療薬について

男性が年を取るにつれだんだん気になり始めるのが薄毛です。
最近は若くて薄毛に悩みを抱えている人が多く、その原因の多くはAGAと言われています。
最近テレビやCMで耳にするAGAとは何でしょうか。
AGAとは男性型脱毛症の事で、毛髪のサイクルが乱れる病気です。
髪の毛には寿命があり、成長期→退行期→休止期、というサイクルを繰り返しています。
このサイクルで、髪の毛を育てる毛包の成長が不十分(成長期が短い)だと、細く弱い髪の毛となり、抜けてしまうのです。
サイクルが乱れる原因として、生活習慣の乱れ、男性ホルモン、遺伝、ストレス、食事が挙げられます。
なかでも タバコの本数が多い、睡眠や運動不足などの生活習慣の乱れは血行が悪くなります。
そのため、血液をとおして頭皮への栄養や酸素が届かなくなり、毛の成長が止まってしまいます。

さらにAGAと大きく関係しているのが「男性ホルモン」です。
なぜなら男性ホルモンが原因で髪の毛の正常なサイクルが乱れてしまうからです。
男性ホルモンの95%の比率を占めるテストステロンは、毛乳頭細胞や皮脂腺付近に存在している5αリダクターゼと結合し、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに代謝されてしまうことによって脱毛の原因になります。

AGA治療では「プロペシア」の内服と「ミノキシジル」の外用が効果的です。
「プロペシア」はAGAに最も効果が高い内服薬です。
世界60ヶ国で承認され国内でも厚生労働省から認可されています。
AGAの原因の一部といわれているジヒドロテストステロンへと変換させる5αリダクターゼを抑制し、薄毛や抜け毛の改善が期待できます。
個人差はありますが、6ヶ月程度の服用で抜け毛が減少し効果が出始め、一年で髪のボリュームが出てくるとされていて、継続することにより薄毛の進行を止めることができます。
なお、短期間で内服を中止すると、抜け毛は進行していきます。
次に、「ミノキシジル」は 血管拡張と血行促進作用があり、成長期を長くする効果が期待できるため、発毛効果があるとされている治療薬です。
日本で唯一、ミノキシジルが配合された育毛剤として、「リアップ」があります。
プロペシアとミノキシジルを併用することで毛乳頭に栄養素は届き、脱毛原因物質は届かないため、発毛できるのです。
他に、クリニックでは「メソテラピー」という治療法もあります。
「メソテラピー」は、育毛有効成分を注射針や専用の器具を使って直接頭皮に注入する方法です。
また、偏った食事で髪に必要な栄養が不足している場合は、食生活の改善や不足している栄養を補うサプリメントなどの対応が必要になります。
そのほかにも、頭皮をマッサージすることにより頭皮が柔らかくなり、発毛のするための頭皮を作ることができます。
原因や治療方法は様々なので、AGAに悩んでいる方は早めに相談に行きましょう。